タイムラプス動画

(インターバル撮影)

 タイムラプスは静止画として撮影したデータを連続して再生する撮影手法です。

短時間の映像の中に長時間の経過を記録できる為、肉眼では長時間その場にとどまらないと分からないような動きを短い動画の中で表現できることが最大の特徴です。従って、短時間の動画で表現するタイムラプスは必要なデータ容量も大きくないので、ホームページとの相性も良いテーマではないかと思います。

 このページでは、手軽な撮影機材を用いて、いくつかのテーマの撮影を試みました。まだ始めたばかりなので、順次新しいテーマを追加していければと思っています。

動画の撮影条件

タイムラプス動画

1)時計の針の動き(2時間→4秒、1800倍速)

  タイムラプス動画に初チャレンジしたテスト動画です。

2)氷が解ける様子①(3時間→6秒、1800倍速)

  氷が解ける様子は定番のテーマです。白い背景で撮影しました。

3)氷が解ける様子②(2時間30分→10秒、900倍速)

  上と同じ対象を黒い背景で撮影しました。

4)ろうそくの燃焼①(22分→22秒、60倍速)

  ろうそくが短くなっていく速さから、通常の動画ではないことが分かります。

5)ろうそくの燃焼②(8分→8秒、60倍速)

  こちらの動画も炎の揺れは通常の動画のように見えますが、ろうそくが短くなる速さからタイムラプス動画であることが分かります。

6)お香の燃焼①(40分→16秒、150倍速)

  燃焼で生じる煙と灰にも注目して下さい。

7)お香の燃焼②(13分→13秒、60倍速)

  薔薇の香りがするインドのお香です。

8)お香の燃焼③(6分→6秒、60倍速)

9)雲の動き①(15分→15秒、60倍速)

  自宅近くの小高い丘(四日市市狭間町)にある茶畑で撮影しました。

  雲の動きが美しく、見飽きません。

10)雲の動き②(15分→15秒、60倍速)

  久留倍官衙遺跡公園(四日市市大矢知町)で撮影しました。

  正面は八脚門(古代の復元建物)です。又、左側の暗い影は近くを走る北勢バイパスです。

11)雲の動き③(15分→9秒、100倍速)

 磯津(四日市市塩浜町)・鈴鹿川河口エリアは、工場夜景の撮影スポットです。今回は夜間ではありませんが、対岸の四日市第一コンビナートを南側から撮影しました。雲の移動に伴って、川面に映るその影も移動する様子が分かります。

12)雲の動き④(15分→9秒、100倍速)

 こちらは、上の撮影ポイントから少し東方向に進んだ磯津突堤で撮影しました。太陽の位置(雲への出入り)によって海面の明るさが大きく変化しています。又、よく眼を凝らすと船舶が移動している様子も分かります。

13)雲の動き⑤(15分→9秒、100倍速)

 こちらも工場夜景の撮影スポットである千歳第一ふ頭(四日市市千歳町)で撮影しました。この場所からは、四日市第一コンビナートを北側から一望できます。工場に荷下ろしする船舶が左側から近づき、接岸する様子も写っています。

14)雲の動き⑥(15分→9秒、100倍速)

 菰野町千草(三重県)にて鈴鹿山系を眺めた構図です。正面中央が御在所山です。空には、うろこ状の雲で覆われており、徐々に移動していました。

15)雲の動き⑦(15分→9秒、100倍速)

 こちらも、上とほぼ同じ位置で逆方向(東側)の空を撮影しました。画面の右上には朝の太陽が輝いており、雲の輪郭が鮮明に見えました。短時間でありながら、大きく移動していきました。

16)丘からの遠景①(15分→15秒、60倍速)

  自宅近くの小高い丘(四日市市狭間町)から、遠くの四日市コンビナートを撮影しました。

  雲が流れるように移動し、コンビナートの煙突から出る煙は、揺らぎたなびいています。

17)丘からの遠景②(15分→15秒、60倍速)

  上とほぼ同じ場所と構図ですが、夜間に撮影しました。

  コンビナートから出る煙がたなびく様子や、車の移動する様子が分かります。

18)丘からの遠景③(15分→15秒、60倍速)

  垂坂公園(四日市市羽津甲)の展望台から、遠くの四日市コンビナートを撮影しました。

  雲の移動とともに、地上の雲の影も移動する様子がよく分かります。

19)丘からの遠景④(15分→15秒、60倍速)

  これも上と同じ場所でほぼ同じ方向を撮影しましたが、こちらは少し望遠をかけました。

  よく見ると、海上の船舶が移動している様子も分かります。

20)展望台からの眺め①(15分→9秒、100倍速)

 四日市港ポートビルの14階にある展望展示室(うみてらす14、工場夜景の有名な撮影スポット)から撮影しました。評判通り、地上100メートルから見下ろす光景は絶景でした。

 こちらは、南方向に見える四日市第三コンビナートを撮影したものです。地上に映る雲の影や工場からの煙、車が移動する様子がよく分かります。

21)展望台からの眺め②(15分→9秒、100倍速)

 こちらも上と同じ場所ですが、北東方向に見える北ふ頭コンテナバースを撮影しました。

 雲と地上にできるその影、さらには海上の船舶、道路上の車が移動する様子が分かります。

22)展望台からの眺め③(15分→9秒、100倍速)

 こちらも上と同じ場所ですが、西方向に見える四日市市街の方向を撮影しました。名四国道(川の向こう側)や周辺道路上の車が頻繁に移動する様子が分かります。

23)山上からの遠景①(15分→15秒、60倍速)

  御在所山の山頂から伊勢湾を見下ろした構図で撮影しました。

  60倍速である為、ロープウェイが上下に頻繁に行き交う様子が分かります。

24)山上からの遠景②(15分→15秒、60倍速)

  上と同じ位置からの撮影ですが、眼下の伊勢湾や市街地の様子がよく見えるように少し望遠を  かけて撮影しました。よく眼を凝らすと、海上の船舶や道路上の車が移動する様子も分かります。

25)店のシンボルタワー(3分→23秒、8倍速)

 「おにぎりの桃太郎 本店」(四日市市)のシンボルタワーを撮影しました。シンボルタワーの上には桃が乗っており、指定の時刻になると桃が開き、音楽とともに桃太郎が登場します。

26)遊園地(7分→9秒、45倍速)

 長島スパーランド(三重県長島町)を北駐車場側から撮影しました。車が行き交う手前の道路は伊勢湾岸自動車道です。大きな「スチールドラゴン2000」の奥に見える「大観覧車オーロラ」は回転しており、その手前の「スターフライヤー」は上下運動をしているのが分かります。

27)跳開式可動橋①(4分→30秒、8倍速)

 四日市市の千歳運河にかかる跳橋式可動橋「末広橋梁」(四日市市末広町/千歳町)の可動の様子が短時間で理解できる様、タイムラプス動画に編集してみました。

 この橋梁は、可動橋として初の重要文化財指定を受けており、日本国内で現役唯一の跳開式可動鉄橋梁となっています。通常は橋が跳ね上がっていて船舶が航行できるようになっており、列車運行時のみ桁が降ろされます。

28)跳開式可動橋②(6分→45秒、8倍速)

 上と同じ場所で撮影された動画ですが、こちらは列車の帰り便を撮影したものです。列車が通過した後、再び橋が跳ね上がりますが、その後で船舶が航行する様子も撮影されています。

29)ロープウェイ①(15分→15秒、60倍速)

  御在所ロープウェイの搭乗駅前広場から、御在所山とロープウェイ(正面)を撮影しました。

  ロープウェイが上下に行き交う様子や、これから搭乗する人々の動きがよく分かります。

30)ロープウェイ②(14分→26秒、32倍速)

  御在所ロープウェイの「上り」便から見える風景を撮影しました。晩秋の時期(11月中旬)でしたので、山の中腹には紅葉が見られました。但し、車内の窓から差し込む光の反射を避けるため曇天の日を選んだので、紅葉の鮮やかな色は表現できていません。

31)ロープウェイ③(14分→26秒、32倍速)

  こちらは、「下り」便から見える風景を撮影しました。眼下には伊勢湾と四日市市の街並みが見えます。下りの場合、高低差がよく分かるので、より臨場感が感じられるようです。

32)車の往来①(15分→15秒、60倍速)

  遠くまで見渡せる坂の上から、車の往来を撮影しました。四日市市室山町の道路です。

  信号待ちで、車の移動速度が大きく変化する様子もよく分かります。

33)車の往来②(15分→15秒、60倍速)

  上と同じ場所ですが、夜間に撮影しました。露出時間を長めにして光の軌跡を強調しました。

34)車の往来③(15分→15秒、60倍速)

  これも上と同じ場所で、夜間の撮影です。

  こちらは、露出時間を短めにして、光の軌跡があまり目立たない様にしてみました。

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BGM : 美しき青きドナウJ.シュトラウスⅡ)

(※)このBGMはDTM(パソコン自動演奏)にて制作した音源を使用しています