東京で開催された「国際墨画会展」において、初めて「工筆画」という絵画分野を知りました。水墨画とは異なる繊細さに魅力を感じ、東京の教室に通ったのがこの趣味の始まりです。僅か1年程度の受講でしたが、工筆画の基礎は学べたように思います。
このコーナーでは、それ以前に始めていた水墨画、俳画の習作と合わせて紹介します。
(豆知識)
中国画には表現形式として、工筆画と写意画に分類されます。
工筆画は、線描した後その線質や色彩の濃淡関係で対象を表現するものです。繊細で、色彩が豊富で、その写実性が特徴です。中国水墨画の原点といわれ、千年以上の歴史を持っています。
写意画は日本では水墨画と呼ばれているものです。対象の形象に拘らず、物体の特長や精神面を捉え、簡潔な技法で表現するものです。
(※)このBGMはDTM(パソコン自動演奏)にて制作した音源を使用しています