型彫り・型染め

 私が50歳の頃、仕事の都合で東京で生活する時期がありました。この時期に、ある伝統工芸士の方と出会い、型彫りと型染めの両技法について指導を受ける機会が持てました。この趣味については、これがそもそもの始まりです。

 ここでは、私がこれまでに制作した型彫りの主要作品(約50点)と、それらの型紙を使った型染め作品(約100点)を紹介させていただきます。

 

(豆知識)
 型彫りは、着物などの生地を一定の柄や紋様に染色するために使われる型紙(孔版)を生産するための伝統的な技法です。型紙は室町時代末期頃から生産されていたことが知られていますが、そのほとんどは伊勢(鈴鹿市)で生産されていました。その為、この型紙は伊勢型紙と呼ばれています。
 一方、型染めは布地を染料で模様染するため、染め型(伊勢型紙等)を用いる日本の伝統的な染色技法です。この型染めは江戸や京都を中心に発展してきました。

(※)次のメニューを選択(クリック)して下さい。

      ・型彫り

      ・型染め

BGM : 愛の挨拶(エルガー

(※)このBGMはDTM(パソコン自動演奏)にて制作した音源を使用しています